○現預金だけで将来に備えることが危険な理由
○このままでは危ない?!日本の将来について
○皆さんの大切なお金を守る方法!!
突然ですが、皆さんは「投資」してますか?
え?!投資?そんなギャンブルみたいなことしてません。私はまじめに貯金をしています。
こんな人が多いのではないでしょうか?
でも、、、
本当に貯金って安全ですか?
何言ってるの?お金は貯金しときなさいっておばあちゃんが言ってた!!
そんな人に向けた今回の記事です。
僕はファイナンシャルプランナーの資格を持って、投資に関する勉強も色々と本を読んできましたが。
やはり、預金だけではいけない。投資をしていかないと将来が危ない。
という結論に行き着きました。
なぜ、そう言えるのか?
みんな必見です!!
貯金が大好きな日本人
コロナで世界中が混乱に陥っている2020年12月に、こんなデータが出ました。
これは日本人全員が持っている金融資産について調査したデータです。
これによると
日本人の金融資産のうち、半分以上を現預金で持っている。
ということがわかります。
さらに
タンス預金の額だけでも101兆円もあるというのです。
「いや、額が大きすぎてわかりません、、、。」
という方のために参考までに書くと、日本の国家予算が約100兆円です。
つまり
日本人のタンス預金だけで1年分の日本の予算に相当する。
ということです。
「円」の価値は変化する
預金・現金がたくさんあるなら、いいんじゃないの?
それが、良くないんです。
なぜ良くないのか?
みんなが普段使っているお金「円」の価値って変化していくからです。
皆さんが使っている1万円札の原価って25.5円と言われています。
つまり、みんなが1万円の価値があると思っている、その紙は本当は25円くらいの価値しかないんです。
じゃあなんで、その1万円札で1万円の物を買えるのか?
日本という国が「この紙は1万円の価値がある。」と保証しているからなんです。
日本は世界的に見て、非常に信用のある国です。
なので、日本円に対する信用も高いです。
◯GDP世界第3位という経済力を持つ国
○戦争しない国
○政治的にも安定している
じゃあ、もし日本経済への信用が得られなくなってきたら。
どうなると思いますか?
「信用=通貨の価値」と考えると、信用が低下すると「円」の価値も下がります。
日本の成長次第で「円」の価値は変化していくのです。
決して何十年も一定の価値があると思わないでください。
私たちも気づかないうちに少しづつ「円」の価値は日々変化しています。
「円」の価値がこれから下がる理由
さすが日本!!やっぱり「円」は安心だね♪
そうですね。
確かに今は大丈夫かもですね。
では、、、
これからの日本はどうなるでしょうか?
先ほども伝えた通り、日本人は現金が大好きです。
国家予算を超える現金を持っています。
さらにコロナ中に給付金を政府が配りました。
そのお金を日本の皆さんはほとんど貯金に回しました。
すると世の中には沢山の「円」が溢れることになります。
モノで考えるとわかりやすいと思いますが、世の中に沢山モノが溢れるとそのモノの価値は下がります。
通貨も同じで、必要以上に「円」の量が増えると「円」の価値が下がります。
「円」の価値が下がると相対的に「モノ」の価値は上がります。
これが「インフレ」です。
日本はコロナショックが来る前から「ゼロ金利政策」「異次元緩和」と言って、30年続くデフレ脱却のためお金をジャブジャブ刷ってきました。
お金は経済を回すために必要な血液のようなもの。
お金を使って世の中に循環させなければいけません。
国民はそれを一生懸命貯めてきました。
すると
社会の「モノ」と「お金」のバランスが崩れて「お金」の価値が下がってしまいます。
価値が下がる前に、お金を別な形に変える
「円」の価値が下がっていく可能性について理解できたでしょうか?
じゃあ、どうしたらいいのか?
その対策が「投資」です!!
2020年に調査した結果、欧米人と日本人の家計には大きな違いがあることが分かりました。
家計に占める現預金の割合が日本人が54.2%、アメリカ人が13.7%という調査結果になりました。
え?!アメリカの人13%しか現金持ってないの?大丈夫?
というのが日本人的な感覚ですが、欧米人からしたら。
why?Japanese people?!
そんなに現金を持ってて将来は大丈夫?
という感覚なのかもしれません。
アメリカ人の方々がどこに資産を割り振っているのか?
多くは「株」だと言われています。
「株」などの有価証券は「インフレ」が起きたとしても、その価値は変わりません。
株投資は「現金の価値が下がる」というリスクを分散させる効果があります。
米国では「現金の価値が下がるかもしれない。」と思って備えている人が多いということでしょう。
アメリカには、こんな言葉があります。
「人生には3人の友人が必要だ。それは医者・弁護士・ファイナンシャルアドバイザーだ。」
*諸説あり
FA(ファイナンシャルアドバイザー)とは株などの資産運用のアドバイスをする人で、日本のFP(ファイナンシャルプランナー)に近い仕事の人です。
それぐらいアメリカの人にとって資産運用は興味があるところです。
日本人の「とりあえず貯金」信仰とは大きく違いますね。
「NISA」や「iDeCo」を利用してお金を守る
株に投資するって、大丈夫?そんなにお金もないし、ギャンブルみたいじゃないの?
株投資などに対して、よくわからない。という方も多いと思います。
そういう方には「NISA」や「iDeCo」などの国が進める税制優遇制度を利用することをオススメします。
どちらも税金を免除・減額してくれる制度なので、投資しつつ税金でも得できる。
というメリットがありますので、ぜひ利用してください!!
◯年間40〜120万円の掛け金から得た利益は非課税。
○「つみたて」を選ぶと毎月100円から始められる。
○投資対象は、国が選んだ商品(投資のプロが運用する)だけなので安心。
○月額1.2万から6.8万の限度額内で投資(人によって限度額が違う)
○掛け金は所得から差し引かれるので、税金が安くなる。
○60歳まで掛け続ける(途中での引き出しはできません)
○投資対象は、国が選んだ商品(投資のプロが運用する)だけなので安心。
どちらも「投資信託」と言って、少額で投資できる商品。
「投資信託」は、みんなから集めたお金を皆さんに代わって投資のプロが運用してくれる。という商品です。
NISAやiDeCoという制度を利用して、少額でもいいのでコツコツ「現金以外の資産」を作っていくことをオススメします。
僕のオススメは収入の1割を投資する「お小遣い投資」です。
NISAやiDeCoについては、金融庁と厚労省の以下のサイトで確認してみてください。
NISA⇨https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/index.html
iDeCo⇨https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/nenkin/kyoshutsu/ideco.html
まとめ
○日本人は家計資産の半分以上を現金で持つ
○「円」の価値はこれから下がる可能性が高い
○現金以外の資産に変える
○NISAやiDeCoという制度を使って「株」に投資する
このままでは、日本人の金融資産が危ない!!
適切なリスクをとって長期的に投資をしていくことで、比較的安全に資産を増やしていくことができます。
詳しくは、この記事を見てください。
少額でも、コツコツ投資をしてくと楽しめます(^ ^)
オススメです!!