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株価指数とは?!初心者向けにわかりやすく解説!!

株価指数の説明

この記事でわかること

・株価指数とはなにか

・初心者でもわかる株価指数

・株価指数の種類

・各株価指数の特徴

投資について色々調べると「日経平均」とか「ダウ」とか聞くけど。
あれはなんですか?

「株価指数」と言います。
簡単に言うと、たくさんある株式の平均を取った数値です。

株式投資をしていく中で、必ず耳にするのが株価指数。

・日経平均株価

・TOPIX

・JASDAQ

・ダウ平均株価

・S&P500

・NASDAQ

この6種類は特に有名な指数なので、知っておいた方がいいと思います。

それぞれ少しづつ特性が違うことはご存知でしょうか?

どんな特徴があるのか?

どう活用すれば良いのか?

解説していきます!!

とりあえずこれだけ知ってると大丈夫?!6つの株価指数!!

まず何種類あるんですか?

全てあげると多すぎるので。
主に日本と米国の代表的なものを知っていれば問題ないと思います。

投資を始めたばかりの人は、とりあえず日本と米国の代表的な指標を覚えていれば問題ないと思います。

まずは、その6つの指標を紹介していきます。

日本の代表的な3つの株価指数

日本の代表的な3つの指数を紹介していきます。
よくニュースでも聞く名前なので、馴染み深いと思います。

日経平均株価

東京証券取引所第1部に上場する約2000銘柄の中から流動性の高い225銘柄を日経新聞が選定

選定された銘柄の株価を元に算出された数値。

日経225とも言われる。

流動性の高いものだけを選定するので、流動性の低くなったものは除去される。

各ジャンルの株(技術、金融、消費など)のバランスも考慮して計算される。

計算式は単純に平均を取るわけではなく、少々複雑な計算式を使う。

TOPIX(東証株価指数)

2,000以上の東京証券取引所第1部全銘柄を対象に算出する指数です。

1968年1月4日の東京証券取引所で記録された「時価総額8兆6,020億5,695万1,154円」を基準指数100として、それ以降の時価総額を指数化したものです。

日経平均より対象とする銘柄の数が多いので、より日本全体の平均に近い動きをします。

JASDAQ

東京証券取引所の主要4市場(東証1部、東証2部、マザーズ、JASDAQ)の一つ。

主にベンチャー企業が上場する市場です。

しかし、歴史も長い為新興企業と言えない企業も入っています。

さらにJASDAQは上場時に、存続性や成長可能性などの評価により「スタンダード」と「グロース」に分かれます。

以上が日本の主な株価指数でした。

それぞれの特徴をまとめると

・日経平均株価
 
値がさ株(株価の高い企業)の影響を大きく受ける。

・TOPIX
 
時価総額の高い企業の影響を受ける。

・JASDAQ
 
先端技術を持った企業などベンチャーの勢いに影響を受ける。

このような感じでしょうか。

自分の投資先がどの市場に上場しているのか?

もしくはインデックスファンドに投資する際は、どの株価指数に連動すると良いパフォーマンスをあげられるのか?

いろいろ考えながら数字を追っていくと、面白いと思います。

ちなみに、2022年に東京証券取引所の市場区分が変わります。

【現在の東京証券取引所】

・東証1部、東証2部、マザース、JASDAQの4区分

【2022年4月以降の東京証券取引所】

・プライム、スタンダード、グロースの3区分

米国の代表的な3つの株価指数

次は米国の株価指数を見ていきましょう。
米国の市場は世界中に影響を与えるので、日本の数字より大切です。

ダウ平均株価

ダウ・ジョーンズ社(ウォールストリート・ジャーナル発行)が選ぶ優良株30銘柄の平均値。

日本の日経平均株価に近いですが、日経平均は225銘柄、ダウ平均は30銘柄です。

しかし、30銘柄でも時価総額のトータルでは圧倒的に日経225より上です。

いかに一つ一つの企業が巨大か分かります。

その分、構成銘柄の1企業の影響が大きく出ます。

S&P500

S&Pグローバル・レーティング社が選ぶ500銘柄によって算出される株価指数です。

S&P500は時価総額を加重平均して算出されるため、TOPIXと同じように時価総額の大きい企業の影響を大きく受けます。

500銘柄ではありますが、米国市場の約80%を握っている大企業揃いのため米国全体の市場動向を見るのに使われます。

NASDAQ

ベンチャー企業向けの株式市場です。

日本で言うところのJASDAQと同じ部類です。

NASDAQ市場の1971年の数値を100として計算します。

ベンチャー企業向けですが、今をときめくApple、google、AmazonなどのIT系の大企業が揃っていることも大きな特徴です。

ここ数十年はIT系ベンチャーの大躍進があったことで、数値は右肩上がりに上がっています。

以上が米国の主な株価指数です。

特徴をまとめると

・ダウ平均株価
巨大な企業30銘柄。1企業の株価に大きな影響を受ける。

・S&P500
米国の幅広いジャンル。
時価総額の高い企業の影響を受ける。

・NASDAQ
米国IT企業の影響を大きく受ける。

日本と似ているようで、それぞれ少しづつ違います。

そもそも規模が日本より断然大きいです。

日本の株式市場も米国の影響を大きく受ける為、注目しておきましょう。

株価指数をチェックしよう

それぞれの指数の特徴はわかったけど、どう活用すればいいの?

それぞれの特徴の値動きを見ることで、どこの分野が勢いがあるのか分かります。
また、インデックスファンドを利用して株価指数そのものに投資することもできます。

それぞれの特徴を理解できていれば、今どのジャンルの勢いがあるのかが、なんとなーく理解できます。

例えば、米国のNASDAQ市場はApple、googleなど今をときめく巨大なIT企業群が多いので、ここ数十年での大きく成長しています。これは今の時代を表すような動きだと思います。

数十年前にNASDAQ指数に投資していた人は大きな利益を得ることができたと思います。

もちろん株価指数だけではどのジャンルが伸びるか?なんて判断できないのですが。
(もしそれで判断できてたら、プロの投資家なんて必要ありませんよね)

また、インデックスファンドへ投資することで、株価指数そのものに投資する方法もあります。

当ブログでも米国インデックスファンドへの少額投資をおすすめしています。

インデックスファンドへの投資を始める人にはNISAを活用することをお勧めします!!

詳しくは金融庁のNISA公式ホームページをご覧ください!!

各株価指数の特徴は、株式投資をする上で必須の知識とも言えます。

ぜひ参考にしてみてください!!