銀行に預ける？それ大丈夫？
皆さんは投資してますか？
株、不動産、ゴールド。色々投資対象ってありますよね。
「いや、でも投資ってなんか怖いし損しそう。」
という方も多いと思います。
「安全に安全に」と思って、ひたすら銀行に持っていって、「円」で預金してる人。いませんか？
今、個人の資産を「円」だけで持つことは危険です！！
なぜ危険なのか？
詳しく知りたい人は前回の記事を読んでください！！
そもそも日本人は銀行に対する信頼が強いです。
一説には、戦後の復興・高度経済成長のイケイケの時代を経て日本円は世界三大通貨と呼ばれるまで「日本円」は強くなりました。
何とバブル絶頂期には、日本経済も元気で銀行に預けているだけでも定期金利６%超え！！なんて時も。
1２年預ければ、お金が２倍になります！！
ちょうど私が生まれた直後くらいですね。
本当に脅威ですよね。
その後バブルが崩壊し、今では0.03%とか、、、。
昔の人は、この時代を知っているんですね。
なので「お年玉は貯金しなさい」とか言われるわけです。
ちなみに0.03%でお金が２倍になるまでにかかる年数は「2400年」です。
世界が「分散投資」に動き出している
では、どうすればいいのか。
「円」でお金を持つ「預貯金」から、「円」ではないものに「投資」をしていけばいいのです。
現在、世界各国で金融緩和が行われている一方で、最近、日経平均株価が過去最高を更新しているのをご存知ですか？
何とバブル絶頂期の株価を超えて「3万円台」に乗せたのです。
でも、今の経済は元気ですか？
コロナで外出自粛が続く中、経済活動は停滞を余儀なくされてます。
なのに株が最高値？！なぜ？！
これは、一説には「通貨の価値が下がっていることによる、株価の高騰」と言われています。
単純に株の価値が上がっているというより、「円の価値が下がっているので、株買っといた方がマシ。」という人たちが多くなり高騰している。ということです。
同じような原理で、近頃は「仮想通貨」も高騰しています。
「ビットコイン」が代表的なもので、新しい「資産」としても注目されている「暗号資産」と呼ばれるものです。米国のツイッターやテスラなど超有名企業が投資し始めたことも注目されてますね。
ビットコインも「お金」を別な形に変えて持っておく「投資先」として、特に米国で流行っているそうです。
「このままお金を持っていたら、危ない」
と思った人たちが、もう動き出してる。というわけですね。
もちろん「円」がもうダメだ。というわけではないですよ。
「円」は強いです。
しかし「円だけ」ではなく「資産を分散させましょう」という話です。
やはり未来はどうなるか、誰にもわからないので一定の預貯金は必要です。
どこに投資する？
分散投資の必要性がわかってきたところで、問題は「どこに投資すれば良いか？」です。
株・ゴールド・不動産・債券・仮想通貨etc…
いくつかありますが、おそらくほとんどの方が
「よくわからない。」「勉強しないと難しいんじゃないの？」
という方が多いと思います。
正直、不動産に関しては、初心者にはあまりおすすめしません。
一定の法律知識や初期投資資金が必要だからです。
勉強して、がっつりやりたい方にはおすすめです。
それ以外の「株・債券・ゴールド・仮想通貨」なんてものは、誰でもスマホでちょちょいとできちゃいます。
しかし、本当の初心者におすすめなのは「投資信託」です。
「投資信託」とは、証券会社などが販売している商品で少額で株や債券に投資できます。
簡単に説明すると、皆さんから集めたお金を、皆さんの代わりの運用会社が運用してくれる。という商品です。
なので、私たちは少額でもいいので、出資すれば間接的に数百、数千の株や債券を持つことができるということになります。
さらに「NISA」や「iDeCo」といった税制優遇措置も使えるので、やらない理由はない！！と言えるくらいにおすすめです。
資産を分散させて、安心の老後を
「投資」と聞くと「え？ギャンブル？」「儲けるため？」
と思われる方も少なくないと思いますが、実は「資産を全額預貯金」ということは
「全額、円に賭けます。」
といっているようなもので、それこそギャンブルでリスクがある行為なのです。
これからの人生１００年と考えると、今回の「コロナショック」のようなものは、私たちはあと何回か経験することでしょう。
そうすると、円・株・不動産・ゴールド、どの資産価値が下がって、どの資産価値が上がるか。
未来のことは誰にもわかりません。
分からないなら、全てにかけておくべきです。
資産を分散させましょう。
預貯金だけでなく、他の資産を幅広く持つことがおすすめです。
