ぶっちゃけて言います。
投資するのは『VTI(Vanguard Total Stock Market Index Fund)』だけで良いです。
ETFでも投資信託でも構いません。VTIに「ドルコスト平均法」で毎月定額を投資していきましょう。
それだけで資産運用は完璧です。
なぜそう言えるのか?理由は以下の通りです。
理由①米国株式は将来性がある
理由②安定した値動きのインデックスファンド
理由③ETFでも投資信託でも少額から買える
もうVTIだけで良く無いっすか?!
僕はNISA口座を利用して『楽天全米株式インデックスファンド(通称:楽天VTI)』に投資しています。
NISA口座での投資はVTI一本で勝負しています。
iDeCoでは日本株と先進国株に投資していますが、NISAではVTI一本です。
こういう話をすると「一つの銘柄に集中投資して大丈夫なの?」と聞かれることがあります。はっきり言います、、、
大丈夫です!!
というか資産運用で何を買おうか迷っている人に対して声を大にして伝えたい。
『もうVTIだけで良く無いっすか?!』
VTIだけで良い理由①米国最強
VTIが最強である理由①は米国株の強さです。
世界経済の中心であり、過去にもさまざまな金融危機を乗り越えてきました。
こちらのグラフは、ジェレミー・シーゲルさんの著書の中でご紹介されたものです。
1802年から2002年の200年間で、株、債券、ドル、金での資産価値の変化を表したものです。
こちらで見ると、明らかに株の価値が上昇しています。
米国株は平均で6.6%の利回りです。
米国が世界経済の中心である限り、この成長は続くと思われます。
中国の成長が著しく、「米国大丈夫か?」と言う人もいますが、中国は将来的に急激な少子高齢化が進むことや深刻な貧富の格差があり、非常に不安定な国です。
僕は、投資するなら米国株しかないと思います。
VTIだけで良い理由②手堅いインデックス
米国株と言っても、さまざまな投資方法があります。
「初心者の方ほどインデックス投資をした方が良い」という話も以前に記事で紹介しているので、こちらもぜひご一読ください。
インデックスファンドと言ってもさまざまなものがあります。
米国インデックスだとS&P500やNASDAQが代表的ですが、これらすべての市場に上場している株式全体に投資するのがVTIです。
より多くの株式に投資した方が、価額の変動が穏やかになり資産形成が安定します。
核戦争が起きるか、米国内で内戦が始まらない限り、VTIが一番手堅い米国インデックスと言えると思います。
VTIだけで良い理由③買いやすい
VTIにいざ投資しようと思った時、『ここの証券会社じゃ無いと買えない』『数十万円の元手がないと買えない』と言うように条件があると、気軽に投資できませんよね。
VTIを購入する方法は、投資信託でも間接的に投資することができます。
それが『楽天全米株式インデックスファンド』です。
この商品は、NISAやiDeCoの対象銘柄になっています。
つみたてNISAで『楽天VTI』に投資する場合、100円から投資することができます。
楽天VTIに投資するには、2ステップです。
①銀行や証券会社でNISA口座を開設
②楽天VTIを買う
たったこれだけ!!
まずは『現金+VTI』でOK
『投資を始めたいんです。』
こういう人がいたら、ぼくは「まずNISA口座を開設して、VTIを毎月買っとこう。」と勧めます。
投資を始めようと思った時に、やってはいけない行動が『いきなり個別株を買う』です。
まず、成功することは難しいですね。
運良く利益を出せたとしても、続けて利益を出し続けることは難しいと思います。
例えば「アップルの株を毎月ちょこっとずつ積立て買う。」ならまだ理解できますが、それでもアップル積立よりVTI積立の方が全然良いと思います。
株だけ買うってリスク高いんじゃない?
不動産とかゴールドとか買った方が良いんじゃにない?
確かにリスク分散でいくつかの資産に分散投資することも大切です。
しかし、初心者があれやこれや手を出すと、結果的に損をする可能性があります。
資産を『リスク資産』『無リスク資産』の二つに分けた場合。
この二つにバランスよく投資することが資産形成の第一歩です。
【リスク資産】
○株、債券、不動産など
【無リスク資産】
○短期国債、現金、ゴールドなど
この中で、一番わかりやすいのが『株と現金』だと思います。
世の中のインフレ、デフレの波によって、リスク資産が良い時、無リスク資産が良い時がやってきます。
株と現金をバランスよく持っておくことが資産形成の第一歩と言えると思います。
そこから、債券や不動産、ゴールド、暗号資産などの投資商品にチャレンジしていくことを強くお勧めします。